Guitar Center

SG（エスジー）は、アメリカ合衆国のGibsonが1961年に発表したElectric Guitars。

名称の「SG」はソリッド・ギターの意味。

1952年に発売されたレスポールは当初好調なセールスを続けていましたが、

50年代後半になると販売台数も落ち込んできました。


また、メイプル・トップ+マホガニー・バックという構造では、製造コストが高いという問題も抱えていました。

フェンダー社からテレキャスターが発売された時、ギブソンの方がデザインが新しいと評価されましたが、

ギブソンが発売するギターは伝統的なデザインが古臭いとも言われ始めました。

ギブソンはレスポールが抱えるそれらの問題を解決するために、レスポールにモデルチェンジを施すのです。

SGは当初、レスポールの後継モデルとして「レスポール」を名乗っていましたが、

レス・ポールとの契約切れになった為、1963年に現在の「SG」という名称になりました。

それ以前のシングル・カッタウェイのレスポールと区別する為、

この頃のモデルはわかりやすくする為に「レスポールSG」と呼ばれることもあります。

レス・ポールは「クワガタみたいで驚いた」と言って、

氏がSGを抱えたカタログ写真も存在するのですが、

本人はこのモデルチェンジをあまり気に入っていなかったと言われています。